世界各国には、さまざまなリゾート施設が存在しています。
そのなかでも万国共通といっても言い過ぎでないものがカジノでしょう。
アメリカ合衆国のネバダ州・ラスベガスを頂点とした施設であり、モロッコから南アフリカ共和国・インドネシア・シンガポールに香港など、世界各国に存在しているリゾート施設です。
日本では2022年現在はまだ1件もありませんが、2025年以降は大阪から北海道・和歌山県などの各地に大型IR施設というスタイルで開業をしていく見通しです。
2000年にIR法案を掲げる
国内では2000年にはじめて、当時の政権がIR法案というものを掲げるようになりました。
これがインバウンド客が増加していた年代であり、観光産業の起爆剤というスタイルで指針を掲げたものです。
2回参議院で却下をされましたが、2010年に可決をされており、正式に施行をされるのが2025年度からとなっています。
先進国で唯一、カジノを有していない日本でしたが、今後は新しいリゾートというスタイルで外国人客の来場を受け入れられてることでしょう。
そこでここでは、今はまだ未経験で全容がわからないというカジノ施設の全貌と、楽しめるゲームについてご紹介をしていきましょう。
カジノとは
まずは簡単に、カジノとは一体どのような施設なのかを開設していきます。
この施設の歴史は非常に古く、17世紀にはすでにイギリスに存在していたことが文献でも明かされています。
もともとは王族などの貴族が嗜んでいたゲームに興じられる場所で、庶民は入場することはできませんでした。
今ではスロットマシンやビンゴなどがありますが、当時はカードゲームのポーカーとバカラのみしかなく、カードで遊ぶ場所というスタイルでした。
その後18世紀になるとアメリカ大陸に移住をしたイギリス人によって、アメリカのネバダ州に施設が作られています。
これが現在のラスベガスであり、世界最古のリゾート地というわけです。
ただし、現在の運営者は地元の先住民族であるインディアンたちに経営権があるのがポイントです。
これはネバダ州の法案で1950年に決められており、もともとこの土地で暮らしていた部族に経営を任せるのが基本だと州知事と裁判所が認めたからです。
世界には韓国やマカオ・香港、モロッコのほかいろんな土地でリゾート地があるため、海外旅行を経験されたことがある方なら一度は立ち寄られていることでしょう。
今後日本で誕生するIR施設と世界の施設の違い
ここからは、今後日本で誕生するIR施設と世界の施設の違いを見ていくことにします。
まず政府が明らかにしているのは、IRは日本人向けではなく、インバウンド客に焦点を合わせているという点です。
そのため、外国人客であれば入場料は無料、国民だと一人当たり約2万円の入場料を徴収することを明記しているのです。
そして1か月に入場できる回数にも制限を設けるため、気軽に足を運べるところとは言い難い施設となる見込みになっています。
まだ大阪に1件建設されることが確定しているだけで、それ以外の地域では県議会などによって建設が延期をされているのが現状です。
治安のほか、ギャンブル依存症の対策などをなされないといけないため、正式にオープンをするまでの道のりが長いといえるでしょう。
なお、世界各国にある施設と大きく異なる点は、それ以外の施設も併設をされる点です。
大阪の場合、人工島すべてを活用した大型プロジェクトで、ホテルから温泉・プールに港などの複合リゾート地になる見込みとなっています。
そのため、実際にカジノに足を運ばれる方だけでなく、家族連れの観光客も大勢集うことが予想できるでしょう。
日本で開業予定のIRは庶民的
アメリカやマカオにある施設の場合、20歳未満は入場することができず、必ずドレスコードも守らないといけません。
セレブのみに開放をされている場所というだけのことがあり、一般的な旅行者では店舗に立ち入ることができないわけです。
その点、日本で開業予定のIRは庶民的といえるところです。
日本人でも月2回までは来場できる予定で、その際は入場料を支払って各種ゲームに興じることができます。
用意されるのはスロットマシン、ポーカーにブラックジャック・モノポリーなどのオーソドックスなゲームです。
ここからは、これらのゲームのなかで、初心者におすすめなものを見ていきましょう。
それはスロットマシンであり、完全確率を実現している点が魅力です。
完全確率とは何かというと、誰がゲームに興じても結果が同じという意味になります。
スロットの場合、スタートレバーはありますが、ストップボタンは備わっていません。
まとめ
一定時間経過をすると自動的にリールが止まるので、技術介入ができないわけになります。
これが完全確率であり、完全な運任せのゲームといえるでしょう。
チップ1枚から遊べるので、あまり資金を用意する必要もありません。
難しいルールや役を覚える必要もなく、どなたでも気軽に挑戦ができるのが、スロットの最大の魅力になっています。